中野から京都まで その2~今宮神社

2011年2月15日 火曜日 | カテゴリー:Blog
投稿者:ワインズマン
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大徳寺の境内を抜けると、今宮神社があります。

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今宮神社は、本社には大己貴命(おおなむちのみこと)・事代主命(ことしろぬしのみこと)・奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、疫神社には素盞嗚尊(すさのおのみこと)を祀っていて紫野神社とも言われています。正暦5年(994)平安京で疫病が流行り、これを鎮めるため御霊会がおこなわれ、船岡山に創建された疫病鎮護の神社が起こりと伝えられ、疫神を鎮める神社として信仰を集めました。その後、今の地に移り、今宮神社となりました。社殿の多くは明治時代の再建です。また、今宮神社の別名は「玉の輿神社」。その由来は、京都西陣の身分の低い八百屋の娘として産まれたお玉が、徳川三代将軍家光公に見初められ、側室となり、五代将軍綱吉を産み、その後、将軍の生母桂昌院として大奥で権勢をふるい、従一位の高位にまで昇り詰めた事から「玉の輿」の言葉が生れ、そのことが、玉の輿神社と呼ばれる由縁と言われています。

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この日も、玉の輿を狙っている(?)女性が数多く参拝に来ていらっしゃいました。私もある女性のために「玉の輿守」をお土産として購入いたしました。※巫女さんの衣装といえば、白衣と緋袴が定番ですが、ここ今宮神社の巫女さんは、柔道着のような上下生成りの衣装を着ていらっしゃいました。

今宮神社の参道の両側に名物「あぶり餅」を売っているお店があります。向かって右側が「いち和」。左側が「かざりや」。両方のお店から賑やかに客引きの声が掛かります。「あぶり餅、どうどす~」。私は、何故か「かざりや」さんに入りました。このあぶり餅は、厄除けご利益があるという謂れがあります。きな粉、白味噌と砂糖を合わせたたれ。搗きたてのお餅を親指くらいの大きさにちぎり、それにきな粉をまぶし、細く切った二又の青竹に縫うように差します。それを炭火で軽く焦げ目がつくほど炙ったら、白味噌のたれにどぶんと浸して出来上がり。お茶と一緒にいただきました。少し甘めの小さな味噌だれのお餅といった感じですか。前日食べた八坂神社の振る舞い餅の方がおいしかった気がします。まッ、気は心。ご利益があると信じましょう。

あぶり餅

かざりやは「本家」、いち和は「元祖」と名乗っています。両方のお店からは、元気な客引きの声に混じり、お互いに冗談を言いながら焼くお餅の香ばしい匂いが食欲をそそります。両店とも当然老舗(いち和の方が古いそうです)なのですが、仲が良いかは聞く事ができませんでした。この後、片方の「かざりや」にしか入らなかった私に、苦難の道が待ち受けていました。